発達障害について

「発達障害」とは、脳のはたらきによって現れる
感じ方・考え方・行動・学び方の“ちがい”のこと。

これは“病気”ではなく、“その子らしさ”として理解されつつあります。
ただし、多数派の子どもたちと同じ方法ではうまく学べないこともあるため、その子に合ったサポートや環境づくりがとても大切です。

良い体験と良い出会いが、お子さまの「できる力」と「自信」を育てていきます。

主な発達障害と特徴

自閉スペクトラム症(ASD)

他者との関わり方・こだわり・感覚の感じ方に特徴があります。

・人の気持ちや空気を読むのが苦手
・一人でいるのが好き/話しが一方的
・予定の変更に強くこだわる
・特定のことにとても詳しい(強い興味)
・音やにおい、触感などに敏感/鈍感

こんな様子が気になる方へ

・友達ができにくい
・集団行動がつらそう
・ルールにとても厳しい
・感覚に対して過敏な反応がある

注意欠如・多動症(ADHD)

注意力・落ち着き・感情のコントロールが苦手です。

・授業に集中できない/気が散りやすい
・そわそわ動く/落ち着かない
・思ったことをすぐ口や行動に出す
・忘れ物・なくし物が多い
・感情の起伏が激しい

こんな様子が気になる方へ

・提出物が出せない/ミスが多い
・よく怒ったり泣いたりする
・物を乱暴に扱ってしまう
・友達にきつい言い方をしてしまう

学習障害(LD)

知的発達に遅れはないが、特定の学習がとても苦手です。

・読む/書く/聞く/話す/計算するなどの一部に困難さ
・本を読むのが極端に遅い/行を飛ばす
・漢字や文字の形の間違いが多い
・暗算が苦手・計算に時間がかかる

こんな様子が気になる方へ

・聞き返しが多い/話が聞き取れない
・ノートがとれない・字が読みにくい
・音読や計算に強い苦手意識がある

大森恵
大森恵

「ちょっと気になる」「育てにくい」と感じるのは、その子のサインを見つけるきっかけになるかもしれません。

発達に特性のある子どもたちは、適切な環境や関わり方があれば必ず伸びていきます。その子らしく、自分の力を信じて歩めるように、私たちは一人ひとりに合わせたサポートを行っています。

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